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最高工匠卿、ウルザ:変身型

  • Writer: タカト
    タカト
  • Oct 5, 2019
  • 7 min read
















なぜ変身型なのか

《最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer》の主流の型は、《練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopterist》や《エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptor》などの優秀なアーティファクトシナジークリーチャーをベースにアーティファクトを並べ、最終的に《等時の王笏/Isochron Scepter》と《劇的な逆転/Dramatic Reversal》を使った無限マナからウルザの起動効果を無限起動しての勝利を狙います。(ウルザセプター型)

私が使用しているリストは従来の《等時の王笏/Isochron Scepter》と《劇的な逆転/Dramatic Reversal》に加えて、クリーチャーを《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》のみに絞り、《変身/Polymorph》や《変幻の杖/Proteus Staff》を使って《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》を出して無限マナを出すルートも搭載した型になります。(変身型)


変身型の1番の強みはウルザ+変身or変幻の杖の実質1枚コンボで勝てることです。


《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》がいればマナを生み出せるアーティファクトを交互にバウンスすることで無限にマナを生み出すことができます。


また、変身と変幻の杖はどちらもサーチが容易なところもポイントが高いです。

詳しい解説はデッキリストの下でします。




デッキリスト

統率者

《最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer》


クリーチャー

《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》


ソーサリー

《加工/Fabricate》

《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》

《商人の巻物/Merchant Scroll》

《親身の教示者/Personal Tutor》

《変身/Polymorph》

《思案/Ponder》

《定業/Preordain》

《作り直し/Reshape》

《あと戻りの映像/Retraced Image》

《手練/Sleight of Hand》

《意外な授かり物/Windfall》


インスタント

《秘儀の否定/Arcane Denial》

《一瞬/Blink of an Eye》

《青の太陽の頂点/Blue Sun's Zenith》

《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》

《対抗呪文/Counterspell》

《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》

《遅延/Delay》

《払拭/Dispel》

《劇的な逆転/Dramatic Reversal》

《狼狽の嵐/Flusterstorm》

《否定の力/Force of Negation》

《意志の力/Force of Will》

《High Tide》

《衝動/Impulse》

《ラゾテプの板金/Lazotep Plating》

《精神的つまづき/Mental Misstep》

《交錯の混乱/Muddle the Mixture》

《神秘の教示者/Mystical Tutor》

《ナーセットの逆転/Narset's Reversal》

《否認/Negate》

《選択/Opt》

《否定の契約/Pact of Negation》

《急速混成/Rapid Hybridization》

《現実変容/Reality Shift》

《白鳥の歌/Swan Song》

《発明品の唸り/Whir of Invention》


アーティファクト

《上天の呪文爆弾/AEther Spellbomb》

《金属モックス/Chrome Mox》

《写本裁断機/Codex Shredder》

《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》

《友なる石/Fellwar Stone》

《厳かなモノリス/Grim Monolith》

《等時の王笏/Isochron Scepter》

《Jeweled Amulet》

《水蓮の花びら/Lotus Petal》

《魔力の墓所/Mana Crypt》

《魔力の櫃/Mana Vault》

《精神石/Mind Stone》

《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》

《オパールのモックス/Mox Opal》

《無のロッド/Null Rod》

《変幻の杖/Proteus Staff》

《サファイアの大メダル/Sapphire Medallion》

《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》

《太陽の指輪/Sol Ring》

《静態の宝珠/Static Orb》

《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》

《冬の宝珠/Winter Orb》


プレインズウォーカー

《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》

《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》


エンチャント

《基本に帰れ/Back to Basics》

《レガシーの魅惑/Legacy's Allure》

《Mystic Remora》

《Power Artifact》

《リスティックの研究/Rhystic Study》

《証拠の痕跡/Trail of Evidence》

《真理の円/Verity Circle》


土地

《古えの墳墓/Ancient Tomb》

《爆発域/Blast Zone》

25《島/Island》

《虹色の眺望/Prismatic Vista》

《サプラーツォの岩礁/Saprazzan Skerry》


現在のデッキの完成度は95%ぐらいで、フェッチランド各種(重要度低)、《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》、《マナ吸収/Mana Drain》、《Transumute Artifact》、《Timetwister》、《The Tabernacle at Pendrel Vale》を入手次第投入予定です。



なぜ変身型なのか(続き)

まず当然ながら《変身/Polymorph》によって《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》を確実にサーチする必要があるため、《練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopterist》などの便利クリーチャーを採用できません。そこが弱みと考えられがちですが、ウルザセプター型でもクリーチャーは5枚ほどしか採用されていない上に、どのクリーチャーもサーチ手段が無く「引ければラッキー」レベルなので、これらのクリーチャーを採用できないことは差にはならないと考えてます。

更に《等時の王笏/Isochron Scepter》と《劇的な逆転/Dramatic Reversal》が無くても勝ちパターンを作ることが可能なため、《等時の王笏/Isochron Scepter》に打ち消し呪文を刻印してコントロールプランを取ったり、《劇的な逆転/Dramatic Reversal》を使ってアーティファクトを起こしてマナ加速をするなどのウルザセプター型では気軽にできない動きも可能になります。

また、《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》は《等時の王笏/Isochron Scepter》を無力化できる《無のロッド/Null Rod》も無視できますし、 着陸さえしてしまえばウルザが一番苦手とする《呪われたトーテム像/Cursed Totem》もバウンスしてからの無限ループも可能なため、より妨害に強いです。

非常に稀なケースですが、デッキに《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》が残っていないときに《変幻の杖/Proteus Staff》を使うことで、デッキの順番を完全操作することが可能です。

これによりデッキトップを《等時の王笏/Isochron Scepter》と《劇的な逆転/Dramatic Reversal》や《厳かなモノリス/Grim Monolith》と《Power Artifact》にしてから何かしらでドローして無限コンボみたいな動きも可能です。


何が言いたいかというと変身型が優れていてcEDH界隈でウルザセプター型を信仰しているプレイヤーは時代遅れです。


ゲームプラン


まず最初に目指すのが2-3ターン目のウルザの着地です。

島x2+何かしらのマナ加速でとても簡単に達成することが可能ですが、対戦相手のデッキタイプによっては序盤のウルザを打ち消しor除去することを狙っている可能性があるので、防御札を構えつつ3ターン目に出すことが多いです。


ウルザを着地させたあとは大まかに2つのルートに別れます。

第一のルートは青の優秀なサーチカードを駆使してコンボーパーツを揃えてからの速攻無限コンボです。

ある程度手札が揃っていて、周りが妨害札を構えていなさそうなときはアグレッシブに動きます。


第二のルートは《冬の宝珠/Winter Orb》や《静態の宝珠/Static Orb》、《基本に帰れ/Back to Basics》などを設置してロングゲームに持ち込むルートです。

周りにハルクフラッシュなどの速攻コンボが可能なデッキが多い場合はこちらのルートを取る場合が多いです。相手は自分のコンボを確実に通すためのマナを用意することが困難になり、時間を稼いでいる間にこちらのコンボパーツ及びさらなるロングゲームに向けたカードを揃えるプランを取れます。ゲームが長引けば長引くほど、マナやアドバンテージで差をつけ、相手の勝ちパターンを通しづらくしつつ自分の勝ち筋を簡単に通せるようにできます。


基本的に速攻ルート行ければラッキー、ロングゲームがメインという考えのもとプレイ&構築、マリガンしています。

初手には

  • 島x2(青が出るマナ加速があれば無色土地が1枚あってもOK)

  • マナ加速x1~2

が最低限で、これに加えて

  • コンボパーツ/サーチカード

  • スタックス(冬の宝珠、基本に帰れ)

  • 打ち消し呪文/除去呪文

があればグレートです。

とにかくウルザを着地させないと始まらないのでマリガンは強気で行います。


採用カードについて


cEDH/EDHであまり見かけないカードについて解説します。


《証拠の痕跡/Trail of Evidence》













ロングゲームプランで輝くカードで、打ち消し呪文やキャントリップを唱えるたびにウルザでマナを出せるアーティファクトがどんどん生み出せます。

これ1枚で余剰マナがどんどんできるので、ウルザの起動効果をアドを稼ぐ目的で雑に使える機会が生まれます。

しかも手掛かりトークンは自身の能力にタップが必要ないので、ウルザで自身をタップしてマナを出しつつ追加の1マナだけでドローにつなげることができ、ロングゲームでアドバンテージを更に稼いでくれます。

他にも打ち消し呪文で1プレイヤーの動きを阻止しつつトークンが生まれるので、次のプレイヤーの動きも打ち消しするマナを用意できたりと隙がありません。

そして安い。(晴れる屋で30円)


《レガシーの魅惑/Legacy's Allure》














1ターン目に島+《金属モックス/Chrome Mox》や《オパールのモックス/Mox Opal》から置けると非常に強い。

これを置くだけでジェネラルありきのデッキの動きがかなり遅れます。

能力もインスタントタイミングで起動できるため、動こうとした相手がこれに除去を撃ったとしても、その場にある一番いいカードを奪えるため損することはまず無いです。

そして安い。(晴れる屋で30円)


《真理の円/Verity Circle》













緑系デッキのマナクリーチャーや《エインジー・ファルケンラス/Anje Falkenrath》がタップする度にカードを引けるので、環境によっては《リスティックの研究/Rhystic Study》以上にカードを引くor相手の動きを遅らせる1枚。

しかも安い。(晴れる屋で30円)


《ラゾテプの板金/Lazotep Plating》














擬似的な打ち消し呪文。おまけのゾンビトークンも《変身/Polymorph》などのコストに使えるため無駄がない。《突然の衰微/Abrupt Decay》などの打ち消されない除去呪文やすでに着地してしまった物の効果にも対応ができる。

しかも安い。(晴れる屋で60円)


そのうち続きも書きます

 
 
 

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